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感謝の気持ちで手を合わせる

先日、ある男性の利用者さんが肺炎でお亡くなりになりました。

 

その利用者さんはかなりクセが強く。事業所の中で、ヘルパーがあまり訪問行きたがらないことで有名だったんです。訪問してくれないかと言われて、週1回だったらということで、2年ほど前に関わりました。

クセがある方なので、いきなり私が一人での身体介護は心配と、何回かリーダーと一緒に作業をしました。でも、作業を見ていると自分に出来るのかかなり不安でした。

というのも。

リウマチをわずらってたり、皮膚疾患があったり、そのほかにも病気のある方で。そして男性。おむつ交換、清拭、そしてベットから車椅子の移乗を一人で本当に出来るのか。そのときは自信全くありませんでした。その当時はこれらの作業を30分と言われました。

どう考えたってあの当時の私にはムリでした。それでも施設入所までは、がんばりました。やり方がヘタクソだとか。小学生だって出来るだとか。他のヘルパーはもっと上手だとか比較されたり・・・・。

慣れない頃は、本当に嫌で。

元旦に訪問した際には、利用者さんがベットか落下していて。救急隊員の方にベットにあげてもらい。隊員の方が帰った後、トイレに行きたいと言い出して。車椅子に移乗するのですが倒れそうになって(そのときはわざとなんです><)トイレに行くとやっぱりムリだと言い始め。また車椅子でもどり・・・。

結局ベットに戻って・・・・。

尿で濡れてしまった布団、シーツの始末。じゅうたんも濡れていたので新聞紙を敷き。そして着替えなど。予定時間を大幅に越し。心身ともにものすごく疲れて。そして、自分には、この利用者さんを介護する能力がないと判断し、リーダーにお断りの連絡をしました。でも、結局言いくるめられて?施設へ入所するまで作業は続けました。

 

施設へ行ってから、風のたよりで利用者さんの認知がすすんだと聞いて。元気でいるのかなと思ったら。病院で息を引き取ったと事業所より連絡がありました。

 

始めは、本当にくじけそうになったけれども。それでも、慣れると人間強くなるものです。今はクセのある利用者さんでも、堂々としていられます。これも、なくなったあの利用者さんのおかげかなと思います。

人と関わる仕事。あたりが悪い方は沢山います。そのような方でも、前を向いて仕事をしなくてはならないのです。もし担当する利用者さん全てが優しい方だったら・・・・。必ず躓いてしまうことでしょう。

だから、自分をいろいろいじめてきた、あの利用者さんに対して。

今は感謝します。

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