ありがとう、ひろこさん
小さな体で、畑仕事をしている、ひろこさん。今年で73歳になるんだそうです。そんな、ひろこさんが、私に話してくれたことを、書いてみようと思います。嫁として、ひろこさんのお話を聞いた時、是非あなたにも聞いて欲しいと思って、まとめてみました。上手く伝わらないかも知れませんが、読んでみてくださいね。
毎朝のおつとめ
ひろこさんのお嫁さんは毎朝欠かさず、お仏壇に手を合わせるのだそうです。別にそうしてくれと頼んだわけではないのに、同居し始めてからのお嫁さんのおつとめになったそうです。ひろこさんはとっても感謝してるそうです。お嫁さんに「ありがとうね」の感謝の言葉は、ひろこさんの欠かせない、朝一番の幸せの言葉のようです。
恥ずかしい話ですが、私はまだ1度も手を合わせたことがないんです・・・。長年の義母さんのおつとめの中に、自分が加わってもいいものかどうか、ためらう部分もあって。でも、ひろこさんの話を聞いて、変にためらわなくてもいいのかなって、思いました。
お互いのことを気遣う
ひろこさんは、こう言ってました。「お互いに、気は遣ってますよ。変な意味はなくてね。」
気を遣う・・・。肩の力が抜けた気遣いとでもいいましょうか。
お嫁さんが、OL時代に使っていたスカーフを持ってきて、こう言ったそうです。「自分はもう使わないから、畑仕事にいるものがあったら使ってね。いらなかったら、置いておいてね。」
この会話の中に、お嫁さんの気遣いが伺えますね。決して、押し付けていないところ。それに対して、ひろこさんもありがとうねと、感謝の気持ちを言葉にあらわしたそうです。こんな自然な会話。当たり前に出来たら同居は完璧に近いですね。
同世代の人には・・・
ひろこさんは、ハッキリこう言いました。「おじいさん、おばあさんには嫁のことは話さないのよ。」
何でだろう・・・。私は気になって訳を聞いてみたのです。お嫁さんの悪口ばかり言う人が結構いるんだそうです。ひろこさんが、お嫁さんのいいことを話しても、全く聞いてくれないとか。
ひろこさんは、もともと人のことを悪く言うのが嫌いなので、あまりいい気持ちがしなかったことがよくあったそうです。だから、お嫁さんの話をするときは若い人にするそうです。
最後には・・・
自分の最期をみてもらうのは、お嫁さんなんだと思うと、本当にありがたいと思うそうです。何かと面倒をかけてしまうかもしれない・・・。そんな時、自分のことを助けてくれる、お嫁さんの存在がとても大きいのだそうです。面倒をみてもらうのは当然と考えず、感謝の気持ちを持つ。そんな風に思ってくれたら、嫁は頑張らずにはいられませんよね^^
とても小柄で、可愛らしいひろこさん。姿を見かけると、つい、声をかけてしまうんです。お嫁さんのことを、目じりに優しいシワを作りながら話すひろこさん。何だかとても幸せそうに見えました。